当研究会は、初代代表世話人の小川正人氏らによって2008年（平成20年）に九州ＣＴ研究会・九州ＣＴフォーラムとして発足し、2020年(令和２年）より２代目代表世話人として大石芳貴氏が務めてこられました。2024年より3代目代表世話人として西嶋康二郎が就任させて頂きます。
歴代代表世話人は発足の地である福岡県から選ばれていましたが、この度はじめて他県からの選出となりました。歴代の代表の築かれた九州に根付いた活気ある会としての伝統を継承しつつ、より一層熱く発展させるべく九州の皆さまと一緒に成長していきたいと思っておりますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。
近年、Photon Counting CTの開発やDeep Learning を用いた画質向上技術、診断技術といったAI技術の発展、線量評価ならびに被ばく線量管理、医療放射線安全管理に関する法令の発令などCTを取り巻く環境は目覚ましく進化してきています。ＣＴ検査を実施する我々にとって、よりよい医療を提供するための日々の研鑽とそこから得られた情報の共有は必須です。九州CT研究会は「基礎を学び発展させること、九州から情報を発信する人材の育成」を目標に掲げ、九州のCTに関わる全ての皆様にとって学びと交流の場となるべく研究会を運営していきます。
新代表世話人の就任に合わせて新しく世話人・委員の方々を迎えました。世話人・委員一同力を合わせて、より魅力的で皆様にとって価値ある企画を考え、ＣＴに携わる放射線技術者にとって何が必要なのかを追求していきたいと考えております。
今後とも、九州ＣＴ研究会へのご支援ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。